グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード – 世界最高のモーターショー 2017年①

グッドウッド・スピード・オブ・スピードは、疑いなく世界でも最高のモーターショー・イベントだ。 世界でも最高のレーシングカー、コンコースクラシック、そして最新の車を、同じ会場で一同に見る事は出来るだろうか? グッドウッドの観客は、車が静的な展示だけの大半のモーターショーとは違って、グッドウッドの観客は車を間近で見たり聞いたり動いている所を見ることが出来る。25周年を迎えたスピード・フェスティバルは、世界中の週末のガソリンスタンドで、毎年楽しみにしている。 自動車メーカーは、最新の車を発表する会場としてフェスティバルを選ぶことを非常によく知っている。 今年はポルシェ、ジャガー、マクラーレンのような大御所が最新の作品を見せるためにグッドウッドを選んだ。

今年のフェスティバル・オブ・スピードでは、新しいポルシェ911 GT2 RSのプレミア、最新のクレイジー・ファースト・ポルシェが登場した。 この新世代は3.8ツインターボフラット6から約700hp、市販車ではニュルブルクリンクで最も速いラップタイムを約束する1台だ。

ジャガーは、SVOプロジェクト8は600hpの4ドアセダンで4つの通常の座席または2つの座席と後部ロールケージのいずれかを持つことができ、最も大きな思いがけないことをした。 僅か300台だけの生産で全てが左ハンドルだ。

マクラーレンは、570Sスパイダーの最新のスポーツシリーズモデルをデビューさせるためにフェスティバルを選んだ。 基本的には、金属製の折り畳み式屋根付きの570Sで、スピードを祝うフェスティバルこのスーパーカーを発表するのはむしろ相応しい。

 

グッドウッドにとって今年の全てを祝った。中央のオブジェは毎年異なるテーマを持っているが、今年はバーニー・エクレストンのF1でのキャリアを祝っていた。エクレストンへの祝福に加え、フェラーリの70周年とメルセデス-AMGの50周年という他のマイルストーンもあった。

これらの祝賀の中で今年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードのスピリットは高いものだった。このイベントに初めて参加したが、私が参加した中でも最高のモーターショー・イベントだと断言できる。同じ情熱をもった人々によって作られた車と雰囲気は他のすべてのレベルの上にあった。

スピード・フェスティバルは4日間に渡って繰り広げられる。初日は主にヒルクライムの練習走行と移動モーターショーだったので最も静かだった。MMSは製造元が顧客に、有名なヒルクライムを車で運転したり、車に乗る機会を提供した。

小さいアクションしかないので、初日にはあまり意味は無い。グッドウッドの丸二日間はフェスティバルを過ごす絶好の時間となるだろう。金曜日は木曜日よりかなり活発だった。

スーパーカーヒルクライムは今日の最も速く最も望ましいスーパーカーがヒルクライムに挑戦しただけでなく、70周年記念式典の一環として、世界で最も特別なフェラーリ約50台のラインナップが丘の上に登場した。

 

ライター:ケン サイトウ