FIA-F4選手権2017 第9戦 #8角田 前戦リタイアの悔しさを晴らし、今期2勝目を獲得!

#8角田

FIA-F4選手権2017 第9戦の予選・決勝が8月5日(土)、静岡県の富士スピードウェイにて行われ、#8角田が序盤から安定した走りでレースを引っ張り優勝。前戦リタイアの悔しさを晴らし、今期2勝目を達成した。
前戦、大荒れのスポーツランドSUGOでの第7戦・第8戦から、わずか2週間のインターバルを経て迎えた今レース。今回の戦いの場、富士スピードウェイは、今季2度目の舞台となり、各ドライバーは前回の勝因や反省を生かし、表彰台を狙いレースに挑んでくることが予想された。

<予選(天候:晴れ/路面:ドライ)>
第9戦・10戦の予選は、午前8時10分~開始され、32台のマシンが出走した。30分間で行われた予選は、今回も接近戦となった。そんな中、ポールを獲得したのは、#5大湯(1’46.111)。大湯は、ベスト、セカンドベストタイム共にトップで、今大会のダブルポールを手にした。ポール獲得は、今季4回目と絶好調ながらも「決勝は、焦らず、集中しながらも周りを見ることも忘れずに頑張りたい」と前戦の反省をしつつ慎重にコメントした。2位は、#8角田(1’46.253)で、前戦のリタイアの悔しさを晴らすには、絶好のポジションを獲得した。3位は、ポイントリーダーの#6笹原(1’46.302)。4番手タイムを記録した、ディフェンディングチャンピオン#4宮田(1’46.342)は複数回の走路外走行があったと見做され、第9戦の予選結果より3グリッドダウンの7番手スタートとなってしまった。

スタート

<決勝(天候:曇り/路面:ドライ)>

午後13時30分~フォーメーションラップがスタート。ポールシッターの#5 大湯は原因不明のマシントラブルがスタート直前に発覚し、無念のリタイア。31台でレースが争われることとなった。シグナルが消え、スタートが切られると、繰り上げポールの角田が無難にスタートを決めたが、2位の笹原もしっかりついていく。2台の一進一退の攻防が0.4秒〜0.6秒という僅差で、最終ラップまで続いた。両者引けを取らない走りを展開し、2台は後続を引き離し、順位の変動はないままチェッカーとなった。

その後方では、3グリッド降格のペナルティを受けた#1宮田がファステストラップも記録する責めの走りを展開し、徐々に順位を上げてきていた。終盤、同じく好タイムで3位を走行していた、#35 河野をかわし、3位に浮上し、得意のホームコース富士で表彰台を獲得した。

レース

第10戦決勝は、明日8月6日(日)8時40分から行われる。