スーパーフォーミュラ 第2戦レース2 決勝 岡山国際サーキット

【#19ITOCHU ENEX TEAM IMPUL関口雄飛 昨日の雪辱を果たす今シーズン初優勝】

#19関口雄飛

眩しいぐらいに晴れ上がった岡山国際サーキットでスーパーフォーミュラ 第2戦レース2 決勝が開催された。前日のレース1決勝レース30周と違いレース2決勝はピットインと4本のタイヤ交換が義務付けられている。テクニカルでタイトなコーナーが多い岡山国際サーキットはアトウッドコーナー立ち上がりからバックストレートでスリップストリームを使いスピードに乗せることがオーバーテイクの鍵となる。

スタート

1周のフォーメーションランの後、各車スターティンググリッドに並ぶ。
シグナルがグリーン変わった瞬間、5番グリッドの#15ピエール・ガスリーが素晴らしいスタートを切ったが、#2 石浦宏明のトップは揺るがなかった。混戦模様の1周目に#37中嶋一貴がコースアウトした。

1周目に#19関口を含む約半数のチームがピットインを選択し、4本のタイヤを交換した。6周目に#36アンドレ・ロッテラーがピットインし、タイヤ交換を8.6秒で完了した。#2石浦は中盤以降のピットインを選択し、トップで周回を重ねた。結局,#2石浦は34周目にピットインし9.5秒のピット作業後、コースに復帰した際には#19関口の後ろに付く事となった。

38週目に2コーナーで#41伊沢拓也がコースアウト・クラッシュしてしまい、イエローフラッグが降られセーフティーカーの導入となった。この間にここまで唯一ピットインしていなかった#7ローゼンクヴィストがピットインして全車ピットインの義務を果たした。

チェッカーを受ける#19関口雄飛

 

このセーフティーカーの導入は#7ローゼンクヴィストに有利に働いたかもしれない。セーフティーカーアウト後の残り9周は#19関口雄飛、#2石井宏明、#36アンドレ・ロッテラーと続くスプリントレースとなった。
#19関口雄飛は#2石浦宏明の猛追を受け続いけたが、そのままチェッカーを受けた。#19関口雄飛は昨日の雪辱を果たす、今期初優勝だ。
2位は#2石浦宏明、3位は#36アンドレ・ロッテラーだった。

星野 一義監督と#19関口雄飛

 

決勝結果

1位 19 関口雄飛 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
2位 2 石浦宏明 P.MU/CERUMO・INGING
3位 36 アンドレ・ロッテラー VANTELIN TEAM TOM’S
4位 7 フェリックス・ローゼンクヴィスト SUNOCO TEAM LEMANS
5位 18 小林可夢偉 KCMG

決勝:2017/05/28 14:25- 51周
天候:晴れ 気温:27℃ 路面温度:41℃ 路面コンディション:ドライ
出場台数:19台