パガーニ・ゾンダでのトスカナ・ツーリング – パガーニ・ラリー 2017 ③

3日目の日曜日はこのラリーの最後の主な運転日だった。トスカーナのより多くの流れるような曲がりくねった丘陵道路に隊列を乗せた。絵葉書に相応しい背景でラリーを代表するトスカーナでのドライブが始まった。

日曜日のドライブはホテルの直ぐ近くでコーヒーストップがあり、長く走らなかった事が残念だ。ラリー3日目は最も停車が多かったが、前日より遥かに短い距離だった。

前日までの行程の事件で監視者が数人加わり、クルーとスタッフは他の誰よりも厳しくなっていた。それは理解出来るが、全体的な雰囲気も変わってしまった。殆どの場合、オーナーは非常にオープンで、参加したファンを歓迎していた。

この3日目は全ラリーの中で最も静かなランチとディナーだった。 この日のランチは屋外で行われた。幸いなことに、雨が降り注ぐことはなかった。 少し長いランチストップの後、隊列はホテルに戻り、最後の夕食に向った。 ホテルに戻る道路は、ブドウ園、丘、遠くの別荘など、より典型的なトスカーナの景色を見落としていた。

ラリーは数時間ホテルで休み、その後カンティネッタ・アンティノリでのディナーへ向かった。このぶどう畑は600年以上にわたって同じ一族が所有している。 施設は最近改装され、所有者によると、 “ジェームス・ボンドの悪役の隠れ家”を連想させる。 隊列は信じられない程の光景を作る施設の「地下室」の中に駐車された。

ライター:ケン サイトウ