Blancpain GT Series Asia 2018年のカレンダーを決定

> ヨーロッパの日程との重複を避けるためにブリラムが1周前倒しに。
> 日本のダブル・ヘッダーは7月に3週の間隔を置いて開催。
> シーズン終盤は上海と浙江で

Blancpain GT Series Asiaの2018年シーズンの日程と会場が、各主催者との熟慮の結果決定し、6つの週末の概要が明らかになった。

選手権のオーガナイザーであるSROモータースポーツ・グループは先に7月に開催されたTotal 24 Hours of Spaの定例記者会見において、2018年カレンダーを初めて発表したが、ようやく未定となっていたところが確定した。

タイ、ブリラムのチャン国際サーキット は第3戦、4戦の開催地として、5月19、20日に開催が予定されていたが、ヨーロッパのBlancpain GT Seriesカレンダーの変更に伴い、1週間前倒しとなった。より多くのメーカー、チームとドライバーによる アジア・シリーズへの関心が高まる中、初年度の成功も相まって、スケジュールが重なることを避けることこそ、第2シーズンにおいて、最重要課題の一つとみなされた。

選手権の日本大会は今年度は2か月間を空けていたが、今年はわずか3週間となった。鈴鹿が第5戦と6戦を6月30日、7月1日に開催し、富士の二戦は7月21日、22日に開催される。

上海は引き続き9月第3週の日程を保持し、 浙江でのシーズン最終戦は10月 13日、14日に開催されることになった。

ベンジャミン・フラナソヴィツィ、Blancpain GT Series Asia選手権マネージャー: 「2018年に向けての枠組みは既に数か月前に決定していましたが、それは既存のエントラントや参戦を考えているチームに、エントリーに向けて、十分な準備期間を与えられるようにとの考慮からのものでした。それでも、ロジスティック面などで様々な問題点があり、幸い、それらは無事解決につながりました。2018年に向けて肝心なのは継続性であり、初年度において、様々な期待に応えることにできたという自負からくるものです。各地の素晴らしいサーキットに戻ることが出来ることは、その証明だとおもいます」。

既定のとおり、マレーシアのセパンは再びシーズンの開幕戦として4月14、15日に開催される。

UPDATED 2018 CALENDAR

4月14/15: セパン (マレーシア) 2x 1hr races
5月12/13: ブリラム(タイ) 2x 1hr races
6月30/7月1: 鈴鹿 (Japan) 2x 1hr races
7月21/22: 富士(Japan) 2x 1hr races
9月22/23: 上海 (中国) 2x 1hr races
10月13/14: 浙江(中国) 2x 1hr races