スーパーフォーミュラー 第1戦

スーパーフォーミュラー第1戦は春空のもと、鈴鹿サーキットで開催された。ポールポジションの中嶋一貴は、周回数35周(203km)のチャンピオンシップへ力強いスタートを切った。 3番グリッドから、山本尚貴も良いスタートを切って、昨シーズンチャンピオンの2番グリッドの国本雄資の前に飛び出した。

国本雄資

アンドレ・ロッテラーはレース中、義務付けられているタイヤ交換のため最初のラップでピットインした。 その後すぐに何台かの車がピットインした。 昨年、チャンピオン争いをしていた石浦宏明が2周目にピットインし、3周目に国本雄資がピットインした。国本雄資はタイヤ交換後、給油をし、その後はピットイン無しでレースを終えることができた。

アンドレ・ロッテラー

元F1ドライバー小林可夢偉は13周目にピットインし、リアタイアをニュータイヤに交換した。 アウト・ラップでタイヤのグリップを高めて、F1リザーブドライバーのピエール・ガスリーの前に出ることに成功した。

中嶋一貴

23周目で、今まで順調だった大嶋和也がスピンしコース上で立ち往生した。 これによりイエローフラッグが振られ、セーフティーカーがコースインした。 先頭の中嶋一貴は、この状況を利用して、義務付けられたタイヤ交換のためにピットインした。 2位の山本尚貴も同様にピットインした。

山本尚貴

中嶋一貴は国本雄資より先にコースに戻り、リードし続けた。 27周で全ての車がタイヤ交換を終了し、セーフティーカーがコースアウトした。 その時、中島一貴、山本尚貴、国本、ロッテラーがトップ4に入った。
中島一貴は一貫してペースを維持し、第9回スーパーフォーミュラーの勝利を勝ち取った。 2位山本尚貴、3位国本雄資、4位石浦宏明の結果となった。