スーパーフォーミュラ 第2戦 決勝 岡山国際サーキット

【アンドレ・ロッテラー素晴らしいスタートを決め、今シーズン初優勝】


36 VANTELIN TEAM TOM’S アンドレ・ロッテラー

スーパーフォーミュラー第2戦決勝レースが岡山国際サーキットで開催された。今回の決勝レースではタイヤ交換無し、燃料補給無し、ピットイン無しの30周のスプリントレースとなった。その為、スタートでの順位が重要となってくる。


表彰台 左から#19関口雄飛、VANTELIN TEAM TOM’S舘信秀監督、#36 アンドレ・ロッテラー、#3ニック・キャシディ

1周のフォーメイションランの後、各車スターティンググリッドに並び、4気筒2リッターターボエンジンの咆哮が響く。

シグナルがグリーン変わった瞬間、2位グリッドにつけた#36 アンドレ・ロッテラーが素晴らしいスタートを決め、トップに躍り出た。ポールポジションスタートの#19関口雄飛は2位に落ちた。

スタート直後の混戦の中で#15ピエール・ガスリーは左フロントウイングを破損し、3周目にピットインした。このままリタイアするかとも思われたがノーズコーンを交換し、レースに復帰した。明日開催されるレースに繋がる走りを目指すようだ。#36アンドレ・ロッテラーはオーバーテイクが難しい岡山国際サーキットでレースを見事にコントロールし、そのまま優勝した。


#19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL関口雄飛

#19関口雄飛は#36アンドレ・ロッテラーを追走したが、2位でレースを終了した。3位は#3ニック・キャシディだった。キャシディはルーキーながら表彰台を獲得した。最終順位はスタートの結果を反映し、大きな変動は無かった。ファステストラップは#7フェリックス・ローゼンクヴィストが27周目に記録した1分15秒232だった。


#3 KONDO RACING ニック・キャシディ

注目されていた# 18 小林可夢偉は4位、#37中嶋一貴は9位だった。

明日開催されるレース2はノックアウト方式の予選1、予選2でグリッドを決定する。


チェッカーフラッグを受ける#36 アンドレ・ロッテラー

決勝結果

1位 36 アンドレ・ロッテラー VANTELIN TEAM TOM’S

2位 19 関口雄飛 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL

3位 3 ニック・キャシディ KONDO RACING

4位 18 小林可夢偉 KCMG トヨタ

5 位16 山本 尚貴 TEAM MUGEN


決勝:2017/05/27 15:30- 30周

天候:曇り 気温:23℃ 路面温度:31℃ 路面コンディション:ドライ

出場台数:19台