Blancpain GT Series Asiaへの日本からのスポット参戦は、ARN Racingが鈴鹿と富士スピードウェイでの日本ラウンドにエントリーを表明したことによって、更に数を増やすことになった。
永井宏明と佐々木孝太は現在、スーパー耐久シリーズにFerrari 488 GT3で参戦しており、同じコンビがアジアの挑戦を受けて戦うことになる。
同じST-Xクラスのライバルであり、既にBlancpain GT Series Asiaにスポット参戦を表明している CarGuy RacingとD’station Racing同様、ARN Racingはシーズン・エントリーのレギュラー陣を向こうにして戦うことになる。本大会には、彼ら以外にも更に他のチーム/ドライバーによる発表が期待されている。
ARN Racingのチーム・オーナーでもある永井宏明は2012年以来、ポルシェ カレラ カップ ジャパン、Super GTのGT300クラス、と様々なGTカテゴリーへの挑戦を続けている。現在、永井と佐々木はスーパー耐久のみならず、Super GTでもコンビを組み トヨタ プリウスで参戦している。
佐々木孝太は経験豊かなSuper GTドライバーであり、2005年にGT300でチャンピオンを獲り、3年後には同じTeam RecklessでAston Martin Asia Cupでもタイトルを獲得している。また、ニュルブルクリンク24時間レースでは2度クラス ウィナーとなり、今シーズンのスーパー耐久は永井と組んで2戦終了後で3位の位置にいる。
マレーシアとタイでの大会を終え、Blancpain GT Series Asiaは6月24~25日に鈴鹿で60分レースを2回行うジャパン・ダブル・ヘッダーの緒戦を、そして 8月19~20日には富士でのレースが開催される。選手権はその後中国へと舞台を移し、上海そして浙江での最終戦を迎えることになる。