スーパーフォーミュラ 第3戦予選 富士スピードウェイ

九州地方で大雨の被害に遭われた全ての方にお悔やみ申し上げます。

スーパーフォーミュラ 第3戦予選 富士スピードウェイ
【国本 雄資 初のポール・ポジションを獲得】

国本 雄資

スーパーフォーミュラ 第3戦が富士スピードウェイで開催された。富士スピードウェイは国内屈指のスピードコースだ。マシンの最高速度は時速300Kmを超える。予選が行われた2017年7月8日は気温32℃、路面温度49℃とタイヤにとっては厳しいコンディションだ。予選はノックアウト方式で20分間のQ1で15位から19位、7分間のQ2で9位から14位、7分間のQ3で1位から8位の決勝グリッドが決定される。

ピットロードからコースイン

14時30分から開始されたQ1では1秒間の間に19台がひしめく熱戦となったがNAKAJIMA RACINGの2台はQ1で敗退した。
Q2では終了約1分前に小林可夢偉がスピン後エンジンストップしコース上で立ち往生し、レッド・フラグとなってしまった。約5分間の中断後、3分間のQ2が再開された。このレッド・フラグはタイムアタックの各ドライバーに大きな影響を与えてしまった。特に現在12ポイントでポイントリーダーの# 36アンドレ・ロッテラーがQ2で敗退し、決勝は12位スタートとなった。ロッテラーは午前中のフリー走行で最速タイムを記録していた為、悔やまれる。小林のスピンは故意でないにしろ、多くのドライバー及びチームの計画を狂わせてしまった。

国本 雄資

8台が出走したQ3ではP.MU/CERUMO·INGINGの国本 雄資が1分23秒044で初のポール・ポジションを獲得した。2位はチームメイトの石浦 宏明が1分23秒107で続いた。P.MU/CERUMO·INGINGは明日の決勝でフロンローを独占した。

国本 雄資と石浦 宏明
第3戦の決勝は明日7月9日14時10分から55周で争われる。