グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード – 世界最高のモーターショー 2017年③

スペシャルエディションのアストンマーティン・ヴァルカンAMR、新型マクラーレン570S スパーダー、ジャガー・プロジェクト8などが丘を駆け上った。そして喉から手が出る欲しくなる、パガーニ・ウアイラBC、ブガッティ・シロン、およびケーニッグゼグ・アゲーラ RSも。

それはちょっとエキゾチックなスーパーカーではない。1200万ドルで売られると思われる最も高価な新車、ワンオフのロールス・ロイス・スウェプテイルとロンドンタクシーの電気アシストのアルピーヌ A110のプロトタイプもヒルクライムに出走した。

グッドウッドはスーパーカーやスポーツカーに関するだけでなく、レーシングカーやモータースポーツもフェスティバルの重要な部分だった。 グッドウッドがバーニーとフェラーリの創立70周年を祝った年であることから、過去のフェラーリF1がヒルクライムに出走することは驚くことではなかった。

現代的なフェラーリF60 F1の全力ヒルクライムを追って2009年のナイジェル・マンセルのフェラーリ641、ニキ・ラウダのフェラーリ312T、ジョン・サーティースのフェラーリ158などの伝説的なフェラーリF1カーを見る事は信じられないほどの瞬間だった。

F1マシンはブラバム、ロータス、コスワース、マクラーレン、アルファロメオなどがヒルクライムを完走していた。 ニコ・ロズベルグは2014年のW05ハイブリッドで登場し。 展示スタンドには更に何台かのF1マシンがあった。

他の場所では、モータースポーツの最高峰の何台かの車がヒルクライムに出走した。 耐久レーシング、GTカーは、マクラーレンF1 GTR、フォードGT40、ポルシェ962Cなどはカテゴリーが違う為、一同に会することはない。これらを同時に見る事がないと思っていた車を、10分以内に見たり聞いたりすることはできないと思っていた。 それはフェスティバル全体での最高の瞬間の1つだった。

ナスカー、ラリー、ダカール、ドリフト、ツーリングカーなど、モータースポーツのあらゆる場所か多くの車が集まった。 それは私が参加したイベントの中でも最も多様なラインナップの1つだった。

丘を駆け上がるのと丘の下でドーナッツ・ターンをする間で車を見ること、また沢山の静態展示には感謝する。車が動いていない時は色々なブースやスタンドで展示されていた。それは、ヒルクライムに出場した車をハッキリ見るチャンスでもあった。

ライター:ケン サイトウ