FIA-F4選手権2017 第11戦予選/決勝 FIA-F4選手権2017 第11戦予選/決勝

# 8角田

FIA-F4選手権2017 第11戦の予選/決勝が8月26日(土)、三重県の鈴鹿サーキットにて行われ、#8 角田が序盤から安定した走りを見せ、ポールトゥウィンで今期3勝目を達成した。

今シーズンも残り2大会 4戦となり、第11戦/第12戦は、タイトル争いも佳境となっている。現在ポイントランキングトップの#6 笹原は、この鈴鹿大会でタイトル奪取の可能性を持っている。対して、ディフェンディングチャンピオンで、一足先に全日本F3にも参戦している、#1 宮田は、プライドをかけて、是が非でも笹原を阻止したいところ。また、タイトルの可能性を残す、現在ランキング3位の#8 角田や、鈴鹿をホームコースとする#5 大湯らも逆転を狙っていることも明らかだ。残暑の厳しい“暑い”鈴鹿で、“熱い”戦いが展開されるのは確実だろう。

#1 宮田

<予選/天候:晴れ,路面状況:ドライ>
第11戦・第12戦の公式予選は、午前11時45分から30分間で行われ、32台が出走した。予選序盤、#7 大滝のクラッシュにより赤旗中断となる。セカンドベストタイムのアタックチャンスを逸したドライバーも多くいた。残り11分を残したところで、予選は再開された。ポールを獲得したのは、#8 角田だった。角田はセカンドベストでもトップとなり、第12戦でもポールスタートとなった。他方、タイトル争い以外にも、注目されたのはデビュー2年目の#39 浦田だ。角田に続き2位を獲得し、初のフロントロウを獲得した。「タイヤの一番いいところを使えたのが良かったです。(中略)決勝はスタートを決めたいです。もう一回気を引き締めて挑みます」と意気込んだ。

<決勝/天候:晴れ,路面状況:ドライ>
第11戦決勝は、午後4時30分に開始された。良いスタートを切ったのは、#1 宮田、#5 大湯であった。レースはポールスタートの#8 角田が序盤から引っ張る展開となった。終盤、3位争いをしていた、#39 浦田と#5 大湯は並んで走行し、接触。#39 浦田はコースアウトし、リタイアとなった。結果、#8 角田がポールトゥウィンで今季3勝目を達成。2位は僅か0.625差の#1 宮田。3位:#5 大湯、4位:#6 笹原となった。

左から #1 宮田, #8 角田 and #5 大湯

第12戦決勝は明日午前8時05分から10周で争われる。