今週はF1レースが行われないので、各チームはバーレーンのサーキットで2日間のテストを行っている。
メルセデスは断トツの速さだった。 テスト初日はマクラーレン・ホンダの問題が一番際立っていた。オリバー・ターベイは、運動エネルギー回生システムの水漏れでエンジンの変更を余儀なくされ、午前中に2回のインストレーションラップを終了させることができなかった。彼が15周を走ることができたのはセッションの終わりに近づいた時だった。 合計17周と周回数が最も少ないチームであり、タイムテーブルの最下位であった。 メルセデスはこの日はリードして戻ってきた。続いてフェラーリ(ジョヴィナッツォ)が続いた。レッドブル(リカルド)はタイムテーブルの3位だった。
テスト2日目は、マクラーレンが81周を完走し、メルセデスに0.8秒のタイム差をつけた。フェラーリは車両とピットでのトラブルで苦戦した。ボッタスとの0.5秒差でメルセデスは2位を獲得した。午後のみの走行ににもかかわらず、トロ・ロッソのサインツ3位となった。しかし、トレーニングにも関わらず、インディ500へのフェルナンド・アロンソの参加が週末のニュースで注目を集めた。インディ500は、モナコGPとルマン24時間レースを含むモータースポーツ三大レース(トリプルクラウン)の一つである。アロンソはアンドレッティ・オートスポーツとインディ500に出場するために、モナコGPを欠場することを決定した。
アロンソの目標はトリプルクラウン全てで優勝することだ。多くの人がアロンソはF1に出場するべきだというが、本人は世界選手権で優勝するチャンスがないと考えており、1レース欠場することを問題としていないという。ジェイソン・バトンがアロンソの代役としてモナコグランプリに出場が決定している。