九州地域で発生した記録的な集中豪雨で被災されました皆様に
心よりお見舞い申し上げます。
スーパー耐久シリーズ第4 戦の予選が7 月15日(土)、オートポリス(大分県)にて行われ、ST-Xクラスの#8 ARN Ferrari 488 GT(永井/佐々木)が4戦連続でポールポジションを獲得し、その強さをみせた。
今回の予選は、気温26度と比較的涼しい夏日のドライコンディションの下、午後13時より開始され、ST-4クラスとST-5クラスによるGr.2は25台、ST-X、ST-1、ST-2、ST-3、ST-TCRクラスからなるGr.1の28台が出走した。
Gr.2の、ST-4クラスでは、TOYOTA 86勢が好調だった。ST-4クラス トップは#86 TOM’S SPIRIT 86(松井/蒲生/坪井)となり、3戦連続でクラスポールを獲得。2位には、#77 CUSCO RACING 86(山田/遠藤/中島)がつけている。尚、3位には現在シリーズ2位につけている#93 SKR ENGINEERING ings S2000(太田/佐々木)が入っており、#86との激戦が予想される。ST-5クラスも、 #88 村上モータースMAZDAロードスターND(村上/脇谷/加藤)が、3戦連続でクラスポールを獲得し、ウエイトハンディの存在を感じさせない速さを見せつけた。尚、2位には、#2 TEAM221 BOMEX マッハ車検 ND5RC(筒井/山下/山西)が、3位#66 odula MAZDA DEMIO 15MB(橋本/大塚/武地)、4位#37 DXLアラゴスタNOPROデミオSKY-D(関/梅田/井尻)となり、マツダ車勢の活躍が目立った。
続いて行われたGr.1では、ポールの#8に続き、2位に現在ランキングも2位につける#1 スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R(内田/藤井/平峰)が入った。シリーズランキング3位につける#99 Y’s distraction GTNET GT-R(植松/星野/藤波)は4位につけており、同クラスは混戦が予想される。また、ST-TCRクラスは#45 LIQUI MOLY RS3 LMS(田ヶ原/白坂/竹田)が、4戦連続でクラスポールを獲得。同チームは、これまで決勝で原因不明のトラブル等に見舞われていることから、今回の決勝こそトップでチェッカーを受けたいという思いは強いはずだ。
決勝は明日7/16(日)、Gr2は8:30~、Gr1は13:20~行われる。ウエイトハンディの累積は今回までとなるため、ウェイトを積んだ車輌がどれだけ上位に組み込めるかが注目である。尚、今回STOはスーパー耐久独自の「九州北部豪雨災害募金」を、熊本地震の際と同様に実施している。