2017年スーパーフォーミュラ選手権シリーズ第5戦の公式予選が9日(土)、大分県日田市のオートポリスにて行われた。前大会の第4戦ツインリンクもてぎから3週間が経ち、2017年シーズンのスーパーフォーミュラも後半戦となる。昨年は九州熊本地震の影響によりオートポリスでは2年ぶりの開催となった。フリー走行では#36ロッテラーがトップ、二番手に#37中島一貴がつけた。
今回のレースも第4戦に引き続き、タイヤ2スペック制で行われる。土曜と日曜に使用できるタイヤは、新品ミディアムタイヤ2セット、新品ソフトタイヤ2セット、持ち越しユーズドタイヤ2セットと制限されている。Q1ではミディアムタイヤの使用が義務付けられていた。
13:45から、20分間のQ1が開始された。開始直後は9台がユーズドタイヤでコースイン。各車何周か走行後、タイヤ・マシーンの確認を行いピットイン。残り6分から続々と再度コースインした。#7ローゼンクビストはコースインのタイミングを読めず、他の車両に引っかかってしまった。Q1残り1分で#1国本がトップ(1,27.968)を記録。残り45秒で赤旗、ジェットコースターエンドで#10塚越がクラッシュして、フロントを破損してしまった。赤旗の影響により残り3分間でQ1再開。#8 大嶋和也、#3 N.キャシディ、#64 中嶋大祐、#50 小暮卓史、#10 塚越広大がQ1で敗退した。
14:28に7分間のQ2が開始された。残り1分のところで#18小林可夢偉がコースレコード(1,26.317)を記録した。#4 山下健太、#7ローゼンクヴィスト、#19 関口雄飛、#41 伊沢拓也、#65 N・カーティケヤン、#20 J・マーデンボローがQ2敗退となった。
14:45に7分間のQ3が開始された。#18小林可夢偉が一番にコースイン。Q2と同じ作戦か?#40野尻智紀がコースレコードを更新(1,26.196)し、そのままポールポジション獲得した。2番手が#1 国本雄資、3番手 #18 小林可夢偉、4番手 #36 アンドレ・ロッテラーと続いた。
予選結果
1位 40 野尻智紀 DOCOMO TEAM DANDELION RACING 1分26秒196
2位 1 国本雄資 P.MU/CERUMO・INGING 1分26秒387
3位 18 小林可夢偉 KCMG 1分26秒414
4位 36 アンドレ・ロッテラー VANTELIN TEAM TOM’S 1分26秒637
5位 15 ピエール・ガスリー TEAM MUGEN 1分26秒738
気温30度、路面温度44度、天候:晴れ、 路面コンディション:ドライ