スーパーフォーミュラ 第4戦決勝 #15 ピエール・ガスリーが初優勝!

#15 ピエール・ガスリー

スーパーフォーミュラ 第4戦「ツインリンクもてぎ2&4レース」の決勝が20日(日)に行われた。直前に小雨は降ったが決勝はドライコンディションとなった。今回のレースは2スペックタイヤ制でタイヤが交換義務付けられている。上位3台がソフトタイヤ、その後ろ3台がミディアムタイヤを選択するなど、各チームでタイヤ戦略は異なっていた。

スタート直後

スタートでは2番グリッドの#18 小林可夢偉が好スタートを決めてトップで1コーナーに突入し、オーバーテイクボタンを使って後続を引き離した。ポールポジションスタートの#4 山下健太は3位に沈んでしまった。ソフトタイヤでスタートした車は10周から15周程度でミディアムタイヤに交換したが、#18 小林可夢偉は34周までソフトタイヤで走り続けた。後続に37秒差をつけてピットインしたが右リアタイアの交換に手間取って30秒をロスしてしまい、コースに復帰した際には2位に落ちてしまった。41周目にピットインした#2 石浦宏明に替わりトップに立ったのは#15 ピエール・ガスリーだった。#15 ピエール・ガスリーは#18 小林可夢偉との差をさらに広げてそのままトップでチェッカー。スーパーフォーミュラで初優勝を飾った。

#15 ピエール・ガスリー

2位には#18小林可夢偉が続き、今シーズン初の表彰台。参戦3年目で初優勝の可能性が高かっただけに彼にとって残念なレースとなった。3位は#7フェリックス・ローゼンクヴィスト。第3戦に続く表彰台の獲得となった。4位は#2石浦宏明。昨日のQ1敗退、17番手スタートからの驚異の追い上げで年間チャンピオン獲得に近づいた。5位に#3ニック・キャシディ、6位には#4山下健太のKONDO RACINGがダブル入賞。7位は#36アンドレ・ロッテラー、8位には#40野尻智紀が続いた。#36アンドレ・ロッテラーもQ2で敗退したが、素晴らしい追い上げを見せた。しかし41周目に#41 伊沢拓也に接触してしまい、ドライブスルーペナルティーを受けたのが残念だった。#41 伊沢拓也のマシンは左後輪を破損しリタイアとなった。

#18小林可夢偉